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バレンタイン |
暖かい陽差しに、凍っていた雪も溶け、黒い土の中から小さな
福寿草が芽を出しているのを見つけました。
今日も希望に溢れた春をむかえようとする多くの
カップルやご家族をお迎えしました。
丁度、バレンタインを控えて、教会ではバレンタイン特別礼拝が、
牧師館では「愛する人に感謝を伝える日・・」として、お便りセットを
用意し、希望される方に書いて頂きました。
ご夫婦でお互いに、恋人同士がお互いに、両親や友人に、それぞれ
ご自由に書いて頂き、本日は20通余のお便りをお預かりし、最終日に
教会から発送する事にしています。
日曜日の午後、20歳位の女性が二人、牧師館の前で立ち止まって、
「ここは何だろう?」というような様子・・扉を開け「寒いから中へどうぞ」
と、ご案内しました。
お二人は小学校時代からの友達で、埼玉県から来られたそうです。
初めは 「何となく軽井沢に遊びに来ました」 と言われるので、お二人と
一緒に、挙式者の写真を見たり、軽井沢の話をしたり・・・。
その内、一人が「今日、本当は彼とスキーに行く約束していたんです。でも、
喧嘩しちゃったんで、友達を誘って軽井沢に来たんです」と、本音を話し
始めました。お茶の準備をしていると、向こうの席から 「軽井沢に来る
予定も無かったのに、ここの来たのは何かの導きだよね・・気持が素直に
なった気がするね」 「そうだね」という二人の声が聞こえて来ました。
お茶を飲みながら、一人の女性は、やはり、彼の事が気になるらしく
「やっぱり、ここに来たのは導きだよ。帰ったら彼に謝らないと・・」 と。
やがてバレンタインのお便りの話をすると、私も書きたいと言われるので、
お便りセットをお渡ししました。
「書きました!」 と仰るので宛名を見ると女性の名前、「あら、彼に出すの
ではないの?」 と尋ねると 「ハイ、何故か素直な気持ちになったので、
彼には、これから帰って、直接会って謝ります。」「それがいいね」 と友人。
お二人は1時間半も牧師館で過ごされ、「今日はここに来て良かったし、
楽しかった。今度は彼と来たいです。お腹が空いたから、ホテルの中を見せて
もらってから、教えてもらった村民食堂に行ってみます」 と、牧師館を後に
されました。いつか彼女が、彼と仲良く訪ねて下さる事を願いつつお見送りしました。

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